Googleブック検索でデジュールにも強くなっちゃうインターネット

http://blog.livedoor.jp/goldennews/archives/51244143.html
を読んでグーグルブック検索のすごさを初めて知ったけど、これ本当にすごいことじゃね？
書籍の本文中の一字一句を対象にググることができて、しかもその該当ページに、該当語がハイライトされた状態でとぶことができる。それの何がすごいって、もちろん「エリンギ　トマト」って食材で検索して晩の献立のレシピを調べられるのも、「コミニュケーション」で調べて偉い学者さんを笑いものにできるのもすごいんだけど、それより何より、ウェブの世界の情報を忌み嫌っていた人たちの著した内容まで対象にして検索することが現状できてしまうということだ。
少し前に「インターネットに向いていないこと」という増田記事がブックマークを集めていた。

インターネットはデファクトなものを調べるなら向いているが、デジュールには向いていない。
むしろデジュールなものならば、それを公式的に決定しているところが刊行しているものを読んだ方がいい。
その方が確実にノイズが少なくて混乱しなくて済む。

しかしこのブック検索によってGoogleは、デジュールなデータにまでモニタ越しに手が届くような環境を築こうとしている。これはけっこう一大事でないか。良くも悪くも。