同じ商品により高いお金を払う理由
はっきりいって、めちゃくちゃ同意できる。オレも同じものなら1円でも安く買いたいタイプ。
ただ、例外として、そうでないケースもあるっちゃある。いや、実際個人的にはあんま多くないけど、以下のような理由で高いお金を払おうとする人の考えは理解できる。
- モノでなくて体験にお金を払うということ
自己啓発系の本とかだと、「若いうちはちょっと良い服買って着飾るよりも、良い体験をすることにお金を使うべし」とかよく書いてる。リッツカールトンに一度は泊まっとけ的な。
エコノミーじゃなくてビジネスクラスを選ぶ理由として、もしかしたらそういうケースも考えられなくはないかな。
- モノでなくてヒトにお金を払うということ
自己啓発系の本とかだと、「自動販売機からじゃなくて、この人から買いたいという人から買いなさい」とかよく書いてる。今の時代、食料や日用雑貨でも、個人商店よりも大型チェーンで買うほうが安い場合がほとんどだけど、そういう店での買い物には、人間味のあるコミュニケーションがない、的な。
まあでも、カフェとかでもマスターと顔見知りになったりすると、「マスターに会いにあのカフェ行こー」ってことは確かにあるよね。
- モノでなくて時間にお金を払うということ
実際にはこれが一番考えられるファクターかな。極端にいえば、10分かけて遠いスーパーまで言って20円安い卵を買うのは時間の無駄だろ、みたいな。飛行機のチケットにしても、あちこちオークションやら金券ショップやら見てまわるより、正規料金で買うのが一番早いって場合はあるよね。
「社会人なんだから」っていうのは、もしかしたら「社会人で高給稼ぎのあなたの1時間には1万円の価値があるのですよ？」っていう意味があるのかもしれない。
- モノでなくて体力にお金を払うということ
これはつまり、電車賃うかせるために自転車で移動して、その分つかれて仕事のパフォーマンスが下がったら意味ないよって場合とか。
エコノミーをさける合理的な理由があるとしたらこれかな。「社会人なんだから」ってのは「24時間戦わなくちゃいけないビジネスマンなんだから、自分の身体労わらないと」ってことなのかもしれない。まあ要するに、それを言ってきた人は太っていてエコノミーでは体力を消耗してしまうのかもしれない。
