ロックンロールに蟀谷を

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どんっ!!圧倒的迫力!!―[感想]ONE PIECE -FILM- STRONG WORLD

しびれた!超しびれた!
ワンピースのTVアニメは初期の頃に少し見ていたきり、もう何年もアニメも映画も見ることがなかったのだけど、実はこれほど映画向きの漫画というのもなかなかないんじゃないかと、本作『ONE PIECE -FILM- STRONG WORLD』を見て強く考え直させられた。
圧倒的迫力!CGと轟音で興奮させるのは幼稚だとか、そんな凝り固まった価値観を気持ちよくぶっとばしてもらえた。


また本作は、なんといっても劇場特典の0巻をめぐって動員がすごいことになっているが、これは確かに、映画を見るならぜひともほしい!というのも、0巻というからてっきり漫画のストーリー自体の序章的扱いなのかと思いきや、まあ確かにそうなのだけど、それ以上に、この映画自体の序章的な内容なのだ!
だから、できれば映画を見る前にこの0巻は一読しておきたいところだ。それによって、本作が確かに原作者尾田栄一郎先生によって手がけられたものなのだという実感も強まる。


※以下、少しネタバレあります。


個人的に一番しびれたのは、なんといってもナミを助けに敵陣にのり込むところ。このときのルフィたちのかっこいいことかっこいいこと!
「ナミは裏切ったんじゃねえぞ……。先陣切って闘いに来ただけだ!!覚悟しろよ金獅子海賊団……俺たちが本隊だ!!!」
みたいな!!うろ覚えだけど!!
ナミもまたしても裏切りパターンかよとか思ったけど、そうならなくてよかった!


難点をあげるなら、最後のシキとの決着にはもう一工夫ほしかったかなという感じはありますね。
いやーそれにしても、素直にすかっとした!ミスチルの曲も合ってた気がする。